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ズートピア

ツイッターなどで見かけることの多かった、今話題のズートピアをみてきました!

いてもたってもいられず、ブログを新設してまで、感想を書きなぐります。

!ネタバレ注意!

 

 とにかく、ジュディとニックのバディがすばらしい!仲良くなっていく過程がニヤニヤしてしまいます。

 主人公はうさぎのジュディで、よく主人公にいる夢に向かって努力して、前向きで明るい女の子。そのジュディに出会って、詐欺師のニックが変わっていくってのがこの映画の醍醐味みたいなもんなんですが、ニックがジュディに影響を受けるだけではなく、ジュディもまたニックに助けられることがあるというのがまたいいんですね。例えば、ジュディがボゴ署長に警察を辞めさせられそうになったとき、最後の戦いでジュディが怪我をしたとき、自分の得にならないことでもジュディのために迷わず手を差し伸べるニックの優しさがいいですよね。そもそもニックは子どもの時からきっと正義感が強くて、優しくて、だから、あのトラウマになった事件も心に深い傷を残したんだと思うんですよ。愛しくてかわいいニック。

 この時に二人が出会えていたなら、ニックのそばに支えてくれる誰かがいたら、きっとニックは強い生き方ができていたと思います。でも、だれもいなかったから、自分を曲げて傷つかない生き方を選んでしまっていたニックの臆病さも愛おしいです。

 ジュディを昔の自分に重ねてしまって、そんなに現実は甘くないと教えてあげたいし、でも放ってはおけずになんだかんだ捜査につきあって、もちろん最初はジュディからニックに近づいたんだけど、そうでなくてもいずれ二人は引きあっていたんではないかな、と思います。

 ストーリーはモンスターズインクと似てると思いました。タイプの違う主人公コンビが悪を追ってたどり着いたのは身近な黒幕というところ。モンスターズインクの制作会社とはまた違うんですよね?

   取り扱った事件は子供向けとしても根深い問題を抱えるもので、ズートピアでも人間と同じように差別や偏見があるというところをきちんと描いていたのには好感を持てました。現代社会に問題提起してますね。

 

 そして、ストーリーとは別にとくに気にいったのが、動物の描写です。ケモナーとか関係ない。少しでも動物が好きなら、ズートピアの動物たちの一挙一動に反応してしまいます。毛の描写でいえば、ジュディの毛が湿っている場所では少し毛がくっついてしまって束になってそのことがわかるようになってました。すごい。そしてもふもふ感が半端ないです。ジュディのご両親のほっぺも触りたくなる魅惑の毛並みです。

 また、動き、習性ですね。ジュディの鼻のピクピクという動きは完全に本物のウサギと同じでしたし、イライラして足をふみならすのも、本物そっくり。うさぎとふれ合ったことがある人なら特にこれを感じるんではないでしょうか。

  二足歩行して話していても、そのような「動物らしさ」が忘れず描写されているところがさすがディズニーというところですね。

 

  続編を作って欲しいです。切実に!!

あの名コンビの事件解決や何気ない日常をもっとみたいです。映画ではぜんぜんたりない!!

 

 

 他にもたくさん書きたいことがあった気もしますが、とりあえず、今日はここまでで。